人間探求学:ガラス温室
生物資源管理学科1回生が人間探求学で作成したウェブページを掲載します。
ガラス温室では様々な実験、研究が行われています。環境科学部が圃場を使うことがほとんどですが、工学部も使用しています。工学部がガラス温室で行っている実験と研究を紹介します。
これは機械システム工学科が行っている、「ウルトラファインバブルが水耕栽培植物に与える影響」についての研究です(写真1)。ウルトラファインバブル(UFB)という微小な泡を水に溶け込ませて、その水を用いて植物を栽培しています。ウルトラファインバブルが入った水と入っていない水で育てた植物の成長度合いを比較します。写真2はウルトラファインバブルを発生させる装置です(UFB装置)。実験に使用している植物はスイートバジルです。過去の実験では、小松菜やホウレン草も使用していました。
ウルトラファインバブルはまだ解明されていない部分も多く、ウルトラファインバブルを用いた研究は環境科学部でも行われています。工学部と一部共同研究で、工学部がUFB装置を貸し出し、ウルトラファインバブルについての知識を共有しています。 取材にご協力頂いた、工学研究科機械システム工学専攻流体工学研究室の柴田裕太さんに滋賀県立大学の魅力についてお聞きしたところ、「自然が沢山あるので、気持ちがいいです。UFB装置という最近の技術に触れることもできます。」とのことです。ぜひ、ウルトラファインバブルの研究が気になる方や自然が好きな方は滋賀県立大学に入学しましょう!


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