9棟ある施設のうち、ガラス温室が7棟、網室が1棟、風乾室が1棟あります。

これがガラス温室です。入り口の幅は広く、運搬車が入ることもできます。

ガラス温室の中の様子です。様々な植物を用いた実験と実習が行われています。

ガラス温室によっては、水の流れを計測する実験などに使われているところもあります。

ガラス温室の温度は、暖房設備、天窓と側窓、遮光カーテンと保温カーテンで調整します。設定は、複合環境制御盤で行います。

多くの大学と異なり、温室はお湯で温めます。ボイラー室から配管でお湯が送られ、ガラス温室では電磁弁と鉄製フィンで効率よく熱を伝えます。

こちらは網室です。天井も側面も網になっており、雨や風が入る環境で実験を行うことができます。

こちらは風乾室です。天井はガラスですが、側面は網になっており、風が入ります。収穫したイネや小麦を干すときに使われます。