籾の乾燥から袋詰めまで
本日は、稲刈り後の籾が米袋に詰められるまでについて紹介します。
まず、収穫した籾は左にある乾燥機に入れ、設定した水分量になるまで乾燥させます。
乾燥が終わってから、籾摺りを開始します。
こちらが先ほどの画像の右側にあった籾摺り機です。
乾燥機から排出された籾を2つのローラーで挟み、籾殻を取って玄米にしていきます。
続いては石取り機です。
先ほどの籾摺り機から排出された玄米の中に混入した石を取ってくれます。
籾摺り機から玄米が排出されている様子です。
中には傾斜の付いた板が入っており、丸いものは下へ、角があるものは上へ向かっていく仕組みになっています。
最後は選別計量器です。
先ほどの石取り機から排出された玄米のうち、設定以上の大きさの玄米だけが上へ上がっていき、設定以下の大きさの玄米は横から排出される仕組みになっています。
設定した重量になると自動的に排出が止まり、袋を取り換えるとまた排出を始めます。
圃場では30㎏に設定しているため、これで30㎏の玄米が入った米袋が完成します。
全体図はこのようになっています。
籾摺り機から出ている左のビニールの筒から籾殻が排出されます。
籾殻は水田へ撒いたり、畜産の研究室で飼育されているニワトリの敷物として利用されています。
コメントはTwitterにお寄せください。