人間探求学:圃場の小麦からクッキーを作る
生物資源管理学科1回生が人間探求学で作成したウェブページを掲載します。
滋賀県立大学では、昨年度、圃場にて緑肥栽培の研究の一環として小麦を育てました。今年、その小麦を使って製粉し、クッキーづくりに挑戦しました。

これが昨年度採れた「ふくさやか」という品種の小麦です。「ふくさやか」はうどんの製麺に適している小麦で、滋賀県でよく栽培されているそうです。この小麦を今から小麦粉にしていきます。

この製粉機に小麦を入れると砕かれて、ふるいによって小麦粉が下の受け皿に溜まり、オレンジの箱には、もみ殻やまだ少し大きい小麦が溜まります。


出来たての小麦粉です。出来たてだからなのかは分かりませんが、市販品の小麦粉よりも小麦の香りが強く感じました。

出来上がった小麦粉の味を味わいたかったので、バターや牛乳を使わないクッキーを作ってみました。製麺に適している「ふくさやか」で作ったので、少しクッキー自体も柔らかくなり、スコーンとクッキーの間のような食感でした。
今年も小麦を栽培しているので、食べ比べもしてみたいですね。
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