人間探求学:紫陽花のあるガラス室

生物資源管理学科1回生が人間探求学で作成したウェブページを掲載します。


滋賀県立大学で紫陽花の研究をされている上町先生にお話をお伺いしました。滋賀県立大学には散らない花びらを持つ紫陽花を研究しているガラス室があります。紫陽花の花びらは虫を引き寄せる花びらと種になる花びらにわかれており私たちのイメージする紫陽花は主に虫を引き寄せる花びらをもつ花であり、大学では遺伝子分析などにより散らない花びらを持つ紫陽花の実現のために研究が行われています。

ガラス室の特徴・機能

温度センサーによってガラス室の天窓や側窓の開閉、内針で保温・遮光カーテンで温度を下げるなどしてガラス室内の温度調節をしています。
窓の開閉や内針で室内が暖まらなかったときには室内に通っているこの管にお湯が流れることで室内を加温することができます。

プチ情報

ガラス室以外にも学内ではビニールハウスで日本固有の野生の紫陽花を栽培しており、散らない花びらを持つ紫陽花の栽培に利用されることがあります。研究されている上町先生がおすすめされる紫陽花は「雪国にある山紫陽花」です。

雪国にある山紫陽花

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