鈴木研究室:植物病理学

植物病理学研究室では
「病原体の持っている植物に病気を引き起こすメカニズム」と
「植物の持っている病気に打ち勝つメカニズム」に関する
基礎的な研究を行っています。
圃場実験施設ではガラス温室で実験用の
各種植物(キュウリやトウガラシなど)の栽培・育成を行っています。
また,畑でトウガラシなどの栽培試験を行い,
各種病害(うどんこ病や炭疽病)の発生を観察しています。

温室でトウガラシ植物を栽培しています。大きくなったら圃場へ定植します。 温室でキュウリを栽培しています。ウリ類炭疽病菌の接種に使います。
圃場で栽培したトウガラシ属植物の多様な果実です。なお,トウガラシ属植物にはピーマン,パプリカ,シシトウ,トウガラシなどが含まれます。 圃場で栽培したピーマンの果実に発生した炭疽病です。病原体は菌類(かびの仲間)です。
圃場で栽培したキュウリの葉に発生した炭疽病です。これも病原体は菌類です。 圃場でのトウガラシ属植物の栽培風景です(栽培初期の写真です)。
圃場でのトウガラシ属植物(ピーマン)の収穫風景です。 圃場でのトウガラシ属植物の栽培風景です(栽培後期の写真で様々な色の果実がついています)。
圃場でのトウガラシ属植物(ピーマン)に発生したうどんこ病です。病原体は菌類です。ピーマンはこの病気に弱く,葉に白いうどんの粉のような病斑がたくさんでています。 圃場でのトウガラシ属植物に発生したうどんこ病です。この植物の系統(Tabasco)はうどんこ病に強く,葉に壊そ斑点が現れます。
圃場でのトウガラシ属植物に発生したうどんこ病です。この植物の系統(PI439381)もうどんこ病に強く,葉に壊そ斑点が現れます。 圃場でのトウガラシ属植物です。この植物の系統(KC474)はうどんこ病にとても強く,葉にまったくうどんこ病は現れません。

(2018年10月作成)

前の記事

大久保研究室:農村農業工学

次の記事

杉浦研究室:水産学研究室