須戸研究室:農薬環境化学

農薬環境科学の研究室です。

農薬の環境中への動きを解明することで
農薬の食料生産や効果的農作業への貢献を維持しつつ
農薬による環境負荷を小さくする方法の確立を目指しています。
圃場実験施設では、実際に農薬を散布して残留性を調べています。
圃場の土壌や作物体のサンプルは、研究室で分析します。

圃場施設の水田で農薬(乳剤)を散布しているところ。 土壌をサンプリングしているところ。この後深さ別に土壌中の農薬を抽出します。
農薬は水とともに移動します。これは、水の浸透速度を測定しているところ。 ライシメーターを使って、ヨシ原での農薬の分解速度を調べます。
イネの葉をサンプリングしているところ。 水の中の農薬は、固相抽出という方法で濃縮します。
イネの葉に含まれる農薬を抽出するための前処理の様子。 GCMSやLCMSなどの最新の機器で農薬の定量を行います。

(2017年12月作成)

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